(2) なぜ認知症になるのか? – アルツハイマー型認知症をメインにー

ご年齢を重ね、皮膚にシミができたり、髪の毛が白くなるのと同様に脳ももちろん歳をとります。老化に伴い異常なタンパク質が脳に蓄積し神経細胞が障害され、機能低下を起こします。このタンパク質の蓄積が始まる場所や蓄積するタンパク質の種類によって症状の種類や進行度合いが異なりますのでこれらを区別して”@@認知症”と場合わけをしております。最も頻度が多く、テレビでの紹介も多いために、認知度が高いものがアルツハイマー型認知症です。認知全体の6割程度を占めるとされます。アルツハイマー病では主に老化の結果として、アミロイドβというタンパク質が脳に蓄積します。一方で、アミロイドβ代謝に関連する遺伝子の異常がある場合は若年でも同様の蓄積が生じ、若年性認知症となります。

 

このアルツハイマー型認知症がメインですが、中には頻度が少ないものの同様の認知機能低下を起こす疾患があります。次回は、アルツハイマー型認知症以外の認知症についてお話しします。

 

key wordは”どこまでも患者様のために”。