2026年02月05日
パーキンソン病は増えている?
~パーキンソン病の方はどのくらいいるのだろう~

神経疾患の中で最多はアルツハイマー型認知症。パーキンソン病はこれに次いで2位になります。人口全体では1000人あたり1-2人ですが、65歳以上に限ると100人に1人(!)と意外に人数も多いことがわかります。高齢化に伴いパーキンソン病患者は徐々に増加しております。
世界的に学術的評価の高いJAMA Neurology誌に興味深い論文が発表されております。
2018年発行でやや古いですが、向こう20年のパーキンソン病患者様がどのくらい増えていくかを世界規模で予測した論文です。
世界の人口の増加予測 も踏まえてパーキンソン病患者様の総数を推計すると、2015年の患者数は690万人であるのに対して、2040年の患者数は1420万人と倍以上になります。
パーキンソン病の原因であるドーパミンニューロンの変性がやはり加齢による大きな影響を受けることを考えると、平均寿命が伸びることで患者様の数が増えていくことが予想されます。
大切なのはやはり単なる寿命ではなく、”元気に自分らしくすごせる寿命”=”健康寿命”の延伸だと思います。そのためにも、パーキンソン病は早期診断、治療が大切ですね。
参考文献) JAMA Neurol. 2018 Jan 1;75(1):9-10.






