超高齢社会を迎えた日本。加齢が主な発症因子であるパーキンソン病の有病率は右肩あがりであることは前回お話ししました。

いまや国民の1000人に1人:10万人あたり125人はパーキンソン病の患者と言われております。

ではパーキンソン病になったらどうなるのか?

”寝たきりになってしまう”、”すぐになくなってしまう”。

外来で病名を告げた際にそういった心配・不安をよく耳にします。

しかし、現在はパーキンソン病に関して様々な治療が確立されております。

主要なものとして、薬物治療(お薬を飲んだりテープタイプ薬を貼り付けたり)、外科治療(脳の特定の部分を刺激する電極をいれる)、リハビリテーション(LSVT-BIG, LSVT-LOUD)があります。

適切な治療を行うことで寿命をまっとうすることができるといわれております。進行は個人差がかなり大きく、上記様々な治療法を組み合わせて発症後15-20年は病気をコントロールして元気な

状態で日常生活を送れる方も増えております。

”パーキンソン病になっても寿命まで元気に生活できる”、パーキンソン病の日本を代表する権威であられます、順天堂大学 服部信孝教授のこの言葉を旨に日々診療に励んでおります。

参考文献) 最新版 順天堂大学が教えるパーキンソン病の自宅療法 :服部信孝 著:主婦の友社 発行