2026年02月26日
パーキンソン病の非運動症状ー精神症状、嗅覚障害、睡眠障害、自律神経障害ー
① 精神症状
パーキンソン病では、次のような症状が出ることがあります。
- 「小さな虫が見える」などの幻視
- 「誰かがいる気がする」といった錯覚
- 気分の落ち込み(うつ症状)
幻視は、薬の影響で起こることもあります。また、認知機能の低下は約40%
ご本人は自覚がないことも多く、ご家族が「何か様子がおかしい」
② 嗅覚障害(においがわからなくなる)
実は、比較的早い段階から出やすい症状のひとつです。「最近、においがわかりにくい」「香りを感じにくくなった」といった変化があれば、病気のサインの可能性
もあります。嗅覚障害は運動症状よりも前から出ることがあるため、早期発見のヒントになることもあります。
③ 睡眠障害
パーキンソン病では、睡眠に関するトラブルもよくみられます。
- 夜中に何度も目が覚める(不眠)
- 日中に強い眠気が出る(過眠)
- 夢の中で大声を出したり暴れたりする→ レム睡眠行動異常症(RBD)
RBDは、
④ 便秘・頻尿・立ちくらみなど(自律神経症状)
パーキンソン病では、自律神経の働きも低下します。
そのため、
- 便秘
- 頻尿
- 立ちくらみ(起立性低血圧)
- 手足の冷え
- むくみ
などが現れることがあります。便秘は特に多く、運動量の低下や薬の影響も関係します。







